【阪神淡路大震災】私の1.17

　阪神淡路大震災から26年が経ちました。私の１月17日をここで書いてみたいと思います。大学4年生で、卒業に必要な単位を修得していましたので、この日から東京方面へ卒業旅行に出かける日でした。5時46分に地震が発生し、広島もそれなりに揺れました。しかし、現在のような緊急地震速報はなく、テレビ等の情報も今のようにはすぐにわかるものではありませんでした。とりあえず、自宅を出て可部線に乗車して広島駅に向かいました。車掌さんから新幹線の状況はどうですかと尋ね、確認しますということで待ったところ、車内アナウンスでおおよその状況はわかりました。

　広島駅新幹線入口では、成人の日の振り替え休日での連休明けということもあり、サラリーマンの姿も多くあったと記憶しています。状況を知らせようと駅員さんがテレビを出してきて、すごい映像が目に入りました。そこでもう新幹線は動かないと残念な気持ちと現地は大変なことになっているということに複雑な思いでした。

　実は、私より大変だったのは、実妹が武庫川女子大学に通っていました。とりあえず母親が電話をかけ、意外と早く確認がとれたようでした。数日後、大学が休校となり、自宅に戻ってきて聞いたのですが、阪神高速が崩れているのは確認できたということでした。伊丹から福岡へ航空機で移動し、そこから広島に戻ってきました。

　改めまして被害に遭われた方にお見舞い申し上げるとともに亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。